23.金と闘争の神 アスラ

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金と闘争の神アスラ：(Asura)

遥か昔、サベネア島では人の姿をした「マヌシャ神群」と、獣の姿をした「ムリガ神群」が争い続けていたとされている。

やがて、ムリガの神々はマヌシャの神が持つ知恵を求めて、自身の頭を彼らの頭にすげかえ知恵を、マヌシャの神々はムリガの神の絶大な力を欲し、頭をすげかえて力を得た。

こうして知恵と力を兼ね備えた神々が誕生し、彼らにより長きにわたる神々の戦いが収められたのだという。以来、マヌシャ神群は獣の面をつけ、ムリガ神群は人の手足を模した似姿をとることで、互いを称え合うようになったと伝えられている。

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金と闘争の神アスラはサベネア島に伝わる「マヌシャ神群」の一柱。三面六臂の女神で、六本の腕による苛烈な剣技の他、自らの巨大な化身を召喚して攻撃を繰り出してくる。闘争を司る荒々しい存在。その物騒さゆえに人気に乏しいものの、物欲や名誉欲が強く人生を「金を巡る闘争」と考える野心家の中には熱心に信仰する者もいる。